丸めた紙を開いたら

日々の生活から思ったことを自分の言葉で書き連ねるブログ

6:この投稿できてる時点で平和なのよ

気づけばしっかり観てしまっていた、4/8に最終回を迎えた『カムカムエヴリバディ』。

NHKの朝ドラは『なつぞら』から、テレビがつけっぱなしだったらちょいちょいみる感じで通しでしっかり観たことはなかったのですが、これは観てしまった…。

見始めたのも朝ドラ15分間で、ラジオ英語番組よろしく英語のフレーズが勉強できると思ったという邪な単純な動機から。

…まぁ実際そんなことはなかったんですが。。

実際はどれだけの視聴者がいて、歴代の朝ドラでどれだけの人気があるのかは知りませんが、個人的には「平和」であることの素晴らしさを改めて考えるきっかけになりました。

貧富の差は拡大していると言われているし、景気もよくない社会ではありますが、人為的な戦争や争いによって多くの命が絶たれてしまう状況にはない。

基本的には大多数の国民が、好きな時に食事もできて水は飲める。
寝るところもあって、欲しいものがあったら買えたり、思い立ったらやろうと思ったことがやれる。

世界を見れば、国内紛争や国同士の争い、そういう状態になくても粛清や民族虐殺など多くの血が流れてます。

食べ物が本当になくて水を飲むこともままならない飢餓状態の地域だってある。

今大きな2国間の争いといえばロシアとウクライナの問題ですが。

日本だっていつ何時そういったモノに巻き込まれ再び加害国・被害国になってしまうかはわかりません。

ただ、もし世界の多くの人々が望むであろう「平和」が、「好きなものを好きな時に飲食できて、安心して眠ることができて、どんな信仰を持っていても命を狙われるような批判もされず、やりたいことがやれる」状態であることを言うならば、例え平和ボケと言われようがそういう世界で生きられている自分は、とても恵まれていて有り難いことなんだと思います。

細かい目で見たら真の「平和」ではないでしょうけどね。
生活が困窮して苦しいとか、虐待や犯罪といった問題はありますし。

さらに社会的な側面で見たら心が疲れやすい社会ですし、命を自ら絶ってしまう方も多くいらっしゃる状況ではありますが…。

(この辺はまた別に実体験を通して書きたいことがあるので改めて書きたいところ)

なお、前述した『カムカムエヴリバディ』のテーマはWikipedia大先生によると、

「どんなことがあっても、自分の居場所は見つかるから、陽のあたるトコロへいこうよ」というテーマ

らしいです。
確かに人生の選択を間違ったと思ったってそこで終わりではなく、それでも未来は続くから生きるんだという感じでした。

AIさんが歌う主題歌の『アルデバラン』もすごく胸打たれました。
私の好きなフレーズは下記の2ヶ所。

笑って笑って 愛しい人
不穏な未来に 手を叩いて
君と君の大切な人が幸せであるそのために
祈りながら sing a song

紡いで紡いだ 心の糸
ペテンな時代に 負けないように
もしも君が不確かな明日に心震わせているのなら
私だってそうよ friend

ドラマに興味なくてもいいので、この曲は聴いてみてほしいなぁと思ったりしますね。

作詞作曲は森山直太朗さん。
制作エピソードについて書かれた記事を読んだら笑っちゃいましたが、色々考えさせられる曲だと思います。AIさんの歌唱力もあるのかな。

とまぁ、今の生活を送れていることに感謝しながら、雑草のごとく私はいきます( ´∀`)